人を動かす力

マーケティング、セールス、マネジメントにかかせない、人を動かす力にフォーカスして記事を書いています。

人に話が伝わらない理由

会議などをしていると、突然、突拍子もないこと言い出す人いますね。

あれは、致し方がないというか、会議の場での振る舞いを、欲求の赴くがままにしていることが原因ですよね。

例えば、今言わなくてもいいようなことを(例えば自慢話とか)、ダラダラと話し出す人っているんです。

あれは、完全に承認欲求です。

承認されたいがために発言するんですが、その発言で承認を失うという、皮肉な結果にしかなりません。

誰も得してない。

 

会議の仕方と言うか、会話の作法ってあると思うんです。

僕が思うに、

  • 構造理解
  • 言葉の意味
  • 目的
  • 現在のテーマ
  • 発言のルール
  • 論理の方向

これらを共有していないと、まず、会議ってのは声の大きい奴の勝ちですね。

一人か二人いるじゃないですか。

「それ今の話題じゃない」ってツッコみたくなる人。

今は、「何を」を話しているのに、「どうやって」を話し出す人。

構造理解ができていない。

抽象度がデタラメですよね。

 

で、これらを共有することができれば、会議だけでなく、あらゆる場面でとても役に立ちます。

例えば、言葉の意味の共有ができると、商談はとてもスムーズに運びます。

プロ同士の話が早いのは、何より言葉の意味を共有しているからです。

 

これ、今度小冊子にまとめますね。

では。

逆算ができなきゃ順算でいいじゃないですか

このブログは、人を動かすことにフォーカスを当てて書いていますが、そうすると、人が動けなくなる理由にも注目するようになるもんですね。

 

よく、「夢を叶えるには逆算思考だよ」という話を聞きますが、逆算思考が苦手だと言う方は結構いらっしゃいます。

 

だから、何からやっていいかわからないと。

 

一つにこれは、「夢を叶えるには逆算思考だよ」という言葉が変換され、「逆算思考じゃないと夢を叶えられない」と、自分を縛ってしまうからだと思います。

 

これは、論理的には対偶なのでおかしな点はないんですが、前提が間違っているかもしれませんよね。

そうなると、不安の上塗りなので、行動できません。

 

もう一つは、頑張って逆算してみても、「これで正解」と、誰も保証してくれないのでしっくりこないというのがあると思います。

 

正解を求める思考は、学校教育のクセが抜けていないからですね。

 

さらに一つは、夢が余りにも遠すぎる場合、リアリティがなくて何も思い浮かばないというのもありそうですね。

 

まとめると、逆算の場合、イメージしにくいというデメリットがあるようです。

 

逆算できないなら、別に順算でもいいですよね。

 

「これを続けていくと、これとこれという二つの結果が考えられる。一つは望ましい結果。もう一つは望ましくない結果。ならば、こうしたらどうだろう?」

 

という具合ですね。

ほら、結構簡単に、打ち手が見えたでしょう?

 

逆算思考もツールですからね。

何も、使いこなせないツールを無理して使わなくてもいいですよね。

ブランドコピー

世の中は、レスポンスコピー全盛時代と言いますか、みんな

 

「◯◯の方へ。

◯◯でお困りではないですか?

実は、◯◯するだけで、◯◯することが可能なんです!」

 

みたいな広告ばかりになりましたね。

 

今、この手の広告を見て、

 

「凄え!俺もそうなりてえ!」

と心を動かすことができるんでしょうか?

 

ま、出来なくはないでしょうが、

「またこれかよ…」

という反応の方が多そうですよね。

 

人を動かすという視点から見ると、最早、効果的な気がしません。

 

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これは、宣伝会議のウェブサイトに掲載されていた広告なんですけど、いわゆる「ブランドコピー」と呼ばれるもので、レスポンスコピーを書いているセールスライターの間では人気がありません。

 

セールスライターの仕事は、「売れた」という結果ぎ伴わなければならないため、この広告が、売り上げに結びつくのかどうか、ハッキリ分からないからだと言います。

 

それはそうでしょう。

この広告で、ボス全体の売り上げに、どう貢献したのか、ハッキリとはわかりません。

 

ですが、僕はこの広告に、感動しました。

 

少なくとも、「この自動販売機を見てみたい」と思いました。

 

しかも、「ボス」がいい印象として残っています。

 

自動販売機を見に行かなかったとしても、職人さんにお茶を買うとき、ボスを手に取る可能性が高まりました。

 

思考の範囲外のこと、つまり、無意識にそうなるかもしれないんです。

 

僕らは、誰もが人を動かす必要があります。

が、

説得よりも、納得で動いてもらえたら、お互いに幸せですね。

応援したい人

先日、オーストラリアから訪ねてきた方がいます。
とは言え、彼女は日本人です。

彼女は、日本に住む僕の友人と一緒に、今度、ワークショップを開催します。
その準備のために来日しました。

僕はそのワークショップの、チラシ作成を手伝いました。
そのお礼を僕にするために、時間をとってくれました。

たまたま一宮町まで来る用事もあるということで、面白い縁だなと思っています。

彼女は視覚障害です。
付き添いがなければ、廊下を歩くことも困難です。

だけど、今日まで、メッセンジャーのやり取りをして、チラシを作り上げました。

僕に、ワインとおつまみをくださいました。
多分、共通の友人に僕の嗜好を聞いたのでしょう。

とても、応援したくなりました。
ワインを貰ったからではないですよ(笑)

困難を気にさせない姿勢に、
心遣いに、

心が動きました。

人が動く大きな理由ですね。

気が進まないことが教えてくれること

気が進まないこと

広告などを作っていると、常に人の欲求、自分の欲求に目を向ける癖が付きます。

これはとても重要な視点です。

欲求の強さに、「行動しやすさ」が比例するからです。

だから、「どうしても買いたくなってしまう」「そうなったらとまらない」状態が起きるわけですね。

そして、ここで肝心なのが基準なんだと思うんです。

判断基準でも選択基準でもいいですが、基準がある。

その基準は、欲求の強さで変化します。

例えば、カッコイイ腕時計がどうしても欲しくなった。

ここで、お金がたまるまで頑張る人と、カードであっても即座に買わないと気が済まない人がいます。

これは、欲求の強さと「許容」が影響していると思います。

人が動くとき、許容する範囲が基準になっている。

例えば、カードで腕時計を買うのは平気だけど、ビジネスに出資してもらうのは怖い。

これは、金額の大きさや回収可能性などの要素もが影響します。

その要素から、怖いとか不安とか平気とかいう感情が生まれる。

それが許容範囲、いわゆる、コンフォートゾーンです。

これが僕らの限界ですね。

そして、その許容範囲を決定する感情は、過去を参照して湧き上がっています。

つまり、これからの記憶が、何年か先の許容範囲、選択基準を作っていくということです。