人を動かす力

マーケティング、セールス、マネジメントにかかせない、人を動かす力にフォーカスして記事を書いています。

「誰が言うか」は大きいうえに意識できない

このブログは、人を動かす力についてお話しています。
人と言うのは、自分も含めた人のことです。

僕は、「制約条件の理論」がとても気に入っています。

エリヤフ・ゴールドラットという、イスラエルの物理学者が考えた、生産性を向上させる理論です。
主に、工場などの生産の現場で大きな成果を出していますが、マーケティングや流通の分野でも効果を発揮しています。

と、まあ、今、このような説明を聞いていただいた訳なんですけど、どう思いました?

「へ~。一度調べてみようかな。」とか、
「あまり自分とは関係がないかな。」とか、
「それは凄い!ぜひ教えてほしい。」とか、

何らかの反応があったはずです。

この反応は、情報の出所(つまり僕)と、先ほどの文章に書かれていた「権威性」などによって左右されます。

情報の出所が、僕ではなくて、「神田昌典さん」だったらどうでしょう?
あるいは、「茂木健一郎さん」だったら、どうでしょう?

恐らく、同じ情報でも、僕から出るより高い価値を感じるはずです。
貴重な感じがする。

さらに、「制約条件の理論」が、「制約条件の秘密」だったらどうでしょう?
いきなり胡散臭くなりましたね。

さらにさらに、エリヤフ・ゴールドラットが、イスラエルの学生だったらどうでしょう?
物理学者よりもありがたみを感じませんよね?

無論、先ほどの説明に嘘はまったくありませんし、言葉を入れ替えている部分もありません。

しかし、何が言いたいのかと言うと、これはつまり、僕らが、「権威性」によって価値を判断しているということ。

こんなふうに、「制約条件の理論そのものの効果」より、それ以外の情報が、「制約条件の理論」の価値を決定づけているんです。

次に情報に触れる機会に、「これ他の人が言ってたら、どう思うだろうな~」って考えてみてください。
あることに気がつくはずです。